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NEW! 公開記念舞台挨拶オフィシャルレポート
丸の内ピカデリーにて9月5日(土)、9月6日(日)の2日間にわたり3作品の公開記念舞台挨拶を実施いたしました。計3回・総勢23名の出演キャストが登壇し、当時の振り返りや本作の魅力などをお話いただきました。

「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《MAD TRIGGER CREW & どついたれ本舗 feat. 道頓堀ダイバーズ》【Cinema Edit】」
ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”から碧棺 左馬刻役の植原 卓也と毒島 メイソン 理鶯役の益永 拓弥、オオサカ・ディビジョン“どついたれ本舗”から白膠木 簓役の北出 流星、躑躅森 盧笙役の飯田 寅義と天谷奴 零役の喜史川 大私、寶井 灯依里役の世界、“道頓堀ダイバーズ”から小鳥遊 ハル役の星野 勇太と綿本 裕孝役の北乃 颯希の計8名が登壇。
上映後の観客を前に、植原は「舞台を見ていただいて、温度差を感じてしまうかもしれないですが、本当にあっという間に終わってしまうと思うので、一つひとつ楽しんでいきましょう」と呼びかけた。
まず自身と役の共通点について尋ねられ、北出は「自分では似ているかどうか、僕自身はわからなくて」と周囲へ質問。飯田が「根っからの明るさみたいなのは、流星にはあるよ。」と応じると、世界も「確かに、そういう根明な感じかも」と同意した。
益永は、自身と理鶯について、「天然なところやかわいいところ」が似ていると言われると告白。一方で「かわいいより、かっこいいの方がいい」と本音をのぞかせた。
星野は「北乃とは約10年来の仲のため、(道頓堀ダイバーズの)関係性的な部分で役に入りやすい。心の距離が縮まった状態でやらせてもらっている。」と信頼を寄せた。北乃も「その通りです」とうなずいていた。
喜史川は、自身と零の共通点を「うさんくさいところですかね!」と即答し、全員から突っ込まれる場面も。
また、稽古や本番中に他のメンバーとの関係で意識したことはという質問に、飯田は、星野・北乃と教師役と生徒として関係性を演じる上で、「稽古前に実年齢とのギャップを心配していたが、いざ稽古が始まると2人が高校生すぎて不安や疑問は払拭されたので関係性は意識しすぎず演じられた」と回答。星野も「(飯田のことを)先生だな、と僕たちも感じていたので、やりやすかったです」と返した。
また、植原は衣装が一年を通して半袖であることに触れ「始まってしまえば最高にホットです。でも、始まる前は冬なのでマジで寒い。早く温まりたいというのは、毎回勝負ですね」と打ち明けた。
世界はスーツで踊るのは大変ではないのか?という登壇者からの質問に、「すごく踊りやすかった。丁寧に作ってくれましたね」と衣装への感謝を口にした。
印象に残る場面について、北出は簓の過去に関わるシーンを挙げた。「今回の公演では、盧笙との過去や左馬刻との過去など、ディープなところに行く部分が多かった。“どついたれ本舗“の3人の絆にフォーカスして、めちゃくちゃ大事に演じましたね」と力を込めた。植原は、左馬刻の思いが真っすぐに乗ったリリックに加え、終盤の「その答えがどっかにあると信じて進むしかねえだろ」というセリフを選び、「大人にも響く。シンプルだけど、すごく真っすぐ前を向いている言葉で素敵だなと感じました」と振り返った。

「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Buster Bros!!! & Bad Ass Temple feat. 糸の会 & WESTEND-MAFIA》【Cinema Edit】」
イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”から山田 一郎役の石川 凌雅と山田 二郎役の松岡 拳紀介、山田 三郎役の高野 渉聖、ナゴヤ・ディビジョン“Bad Ass Temple”から波羅夷 空却役の中西 智也、四十物 十四役の酒寄 楓太と天国 獄役の中塚 皓平、“糸の会”大蜘蛛 弾襄役の植野堀 誠、ハチオウジ・ディビジョン“WESTEND-MAFIA”から茶臼山 良経役の奥村 等士の計8名が登壇。
石川は約1年前の公演を「今でも、その頃の光景や温度感を鮮明に覚えています」と振り返り、3面ライブスクリーンでは新たな発見や迫力を楽しめるとして「隅々まで見てください」と呼びかけた。
まず自身と役の共通点や影響を受けた点についての質問に、石川は自信の役を「最初から強くいられた人ではなく、強くなろうとして、結果的にいろいろな人がついてきてくれた人物」と分析。強くあろうとする気持ちが打ちのめされながらも前へ進み、「ようやくこの作品を経て、一つ掴んだというのが僕の体感としてあります」と明かした。
松岡は「それぞれが持っている譲れないものが3人にある。以前とはまた違う、含みのある戦いをしたいと思っていました」と回想。弾襄と関わる場面は植野堀と主に稽古し、「一緒にできたのはうれしかったですし、楽しかったですし、勉強になりました」と感謝した。植野堀も「俺も楽しかったです」と応じた。
高野は、三郎のハチオウジや二郎に向ける棘のある言葉は普段の自分にはないものだったが、「14歳がそんなことを言っているのはかわいいから大丈夫だよ」という、演出家・植木 豪氏の言葉に背中を押され、「そのおかげで、より思い切りできた」と明かした。奥村も、茶臼山が以前の好戦的な姿から人を頼れるようになった変化を演じる点が難しかったが「高野とハチオウジのみんなで、しっかりした芝居の稽古をゼロからやってもらった。そこが一番苦労したところですね」と語った。
酒寄は、十四が二人にきっかけを与える役どころだったため、「十四なりの(空却と獄への)喝の入れ方が難しかった」と吐露。中塚は、同い年の植野堀が稽古場にいてくれたことが心強く、「稽古場が賑やかなんです。言い方が悪いとうるさいんですよ! だから、いてくれてよかった」と胸をなでおろし、「でも、(稽古場の賑やかさに)元気をもらえた。こういうエネルギーをもらえたのが何よりの幸せです」と感謝した。
最後に石川は、「(本作は)僕らがなぜ『ヒプノシスマイク』をステージでやるのか、その意味を考えながら取り組んだ公演なので、僕らの葛藤や思いも詰まっています。僕らの宝物になった作品です」と思いを述べ、締めくくった。中西も「思い入れの強い作品で、熱量を持って大切に紡いできた物語ですので、ぜひ何回も見てください」と呼びかけていた。

「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Fling Posse & 麻天狼 feat. 鬼瓦ボンバーズ & D4》【Cinema Edit】」
シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”から夢野 幻太郎役の今井 俊斗と有栖川 帝統役の木津谷 泰勇、シンジュク・ディビジョン“麻天狼”から伊弉冉 一二三役の安藤 夢叶、アサクサ・ディビジョン“鬼瓦ボンバーズ”から駒形 正宗役の和田 泰右、“D4”から谷ケ崎 伊吹役の高橋 駿一と阿久根 燐童役の岡野 海斗と時空院 丞武役の後藤 大の計7名が登壇。
上映後の観客を前に、自身と役の共通点や役作りを振り返った。
安藤は、一二三のポジティブさは自身と似ている一方、ジャケットを着たモードでの気障な台詞は素の自分からは出てこない言葉と照れ笑い。すると、高橋が「俺に言っていた」と差し込み、安藤は「言ってないですから!」と即座に否定した。
今井は、周囲から「何を考えているかわからない」と言われることがあるため、幻太郎とはミステリアスな雰囲気が似ていると分析。これまで演じてきた幻太郎とは異なり、感情的になる場面が多かったことから「爆発する感情をすり合わせていくのが大変でした」と明かした。
木津谷は“Fling Posse”の3人の核心を突く作品だったため、帝統のおちゃらけた面と真っすぐな面の緩急を表現する難しさにも触れ、共演者の真剣な表情に感化され、「成長できた作品だった」と受け止めていた。
和田は、2020年公演では、“鬼瓦ボンバーズ”の「とにかく人好きで明るくて、会ったら次は友達みたい」なキャラクター性のまま、稽古場で積極的に話しかけ、3人で雰囲気づくりを徹底していたと懐かしんだ。
“D4”の3人においては、高橋が、復讐心に突き動かされる谷ケ崎を演じる間は山田 一郎のことばかり考えていたとし、犬好きで仲間思いな部分を共通点に挙げた。さらに「“D4”としていろいろなチームと対戦させていただいて、成長できた」と口にした。
岡野は「燐童は成長がテーマ」と捉え、執念深く、人から言われたことを引きずる繊細さは自分にも似ていると分析。後藤は、時空院について、できる限り人間味を消し、獣から人間になろうとしながら最後までなりきれなかったというテーマで演じたと解説。
稽古や本番中のエピソードでは、安藤が岡野と本番前に胸筋を追い込んでいたと打ち明けると、岡野も「それも(公演が)始まる前にやって、追い込んでから舞台に立つ」と応じた。和田は、後藤と安藤のバトルシーンは「毎回真剣勝負」だったと振り返り、終演後にはハイタッチを交わしていたと回想。「あそこでは本当の戦いをしていた」と力を込めた。
お気に入りの場面を尋ねられると、今井は、本編ラストに歌唱するLaced up《F.P & M》の場面を挙げた。その際、自身と安藤の立ち位置を入れ替える場面があったというが、公演を重ねるごとに互いの距離が近づき「いつかチューしちゃうんじゃないかってくらい近くて。あれは結構楽しかったです」と回想。これに安藤が「2回くらいチューしていたんじゃない?」と冗談めかすと、今井は「してないです」と笑いながら否定した。
最後に、今井と安藤は「映画化されて、こうやって皆さまの前に立つことができて、この作品に携われていることを本当に幸せだなと実感しています。これから、皆さまと一緒に盛り上げていけたらいいなと思っています」と呼びかけ、舞台挨拶を締めくくった。
